全米OP準優勝・錦織圭にボーナスも

始発電車で駆けつけ試合開始を待つ日清食品社員=東京・新宿(撮影・田村亮介)
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 男子テニスの錦織圭(24)が出場したテニス全米オープン男子シングルス決勝の社内向け観戦会が9日、錦織が所属する日清食品の東京本社で行われた。

 試合開始の午前6時ごろ、約200人の社員が普段より3時間早く出社。プレー中は緊張感いっぱいの静寂に包まれながら、錦織がポイントを取る度に国内観戦用に使用している「錦織圭」と書かれた応援バルーンや赤いメガホンをたたき、大歓声を送った。

 午前8時ごろにクロアチアのマリン・チリッチ(25)が試合を決めた瞬間は、一瞬静まり返ったが、日本人初のグランドスラム決勝進出を果たした錦織に温かな歓声とバルーンをたたいた“拍手”が送られた。

 試合を見守った日清食品ホールディングスの安藤宏基社長(66)は「残念だね。長い試合が続いたから疲れもあったのかな。若いしまだまだチャンスありますよ。次につながるしすごいこと。実力もある。来年は優勝すると思う」と今後の活躍に期待した。

 準優勝の“ご褒美”ももちろん用意する意向だ。“祝勝会”について社長は、「社内外で考えています」といい、ボーナスについても「金額はあまり語れませんが、きっちりとやりたい」と示唆。錦織は08年9月から日清食品とスポンサー契約、12年4月から3年間の所属契約を締結しているが、契約更新に関しても、「もちろん」と延長を熱望していた。

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