白鵬 V31、そしてV32へ意欲

 名古屋場所で史上3人目となる30回目の優勝を果たした横綱白鵬(宮城野部屋)が、3連覇で千代の富士(現九重親方)に並ぶ2位タイのV31へ意欲をうかがわせた。ひとつの目標にしていた優勝30回の大台をクリアしたことで、最強横綱がプレッシャーから解放されてさらなる高みを目指す。

 「ひとつ乗り越えたという達成感がある。スイッチを入れ替えて、新しい目標を立ててモチベーションを上げてやっていきたい」と秋場所へ臨む決意を表した。名古屋場所のあとはモンゴルに帰郷して英気を養い、夏巡業ではやや稽古量はセーブ気味だった。「もう若くはない。改めて基本をしっかりやっていきたい。スリ足、テッポウ、四股で体をつくっていく」と初日に向けて徐々にペースを上げていく考えだ。

 千代の富士に並ぶV31を達成すれば、ついに史上最多の大鵬の優勝32回という不滅の記録に王手がかかる。大鵬が最後の優勝を果たしたのが1971(昭和46)年1月だった。あれから33年経って、ついに白鵬が並びかけようとしている。「大鵬関が引退したあと、数十人の横綱がその数字を夢見て頑張ってきた。そのあこがれの数字に、早く(追いつきたい)という気持ちがある」とV32を視界に入れ始めている。豪栄道が新大関に昇進して上位陣による優勝争いが白熱するのは間違いない。それでも第一人者は主役の座を譲る気はさらさらない。

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