錦織圭がラオニッチ戦へ調整

 【ニューヨーク共同】テニスの全米オープン男子シングルスで日本選手として92年ぶりの8強入りがかかる錦織圭(日清食品)は8月31日、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)との4回戦に向けて調整し、196センチの長身から放たれる高速サーブ対策に時間を割いた。

 錦織はマイケル・チャン・コーチがベースラインの2メートル前から放つ角度のあるサーブを返球する練習を繰り返した。1日夜(日本時間2日午前)に組まれた大一番に向け、チャン・コーチは「厳しい試合になるが、準備はできている」と語った。錦織は1922年大会8強の清水善造以来となる準々決勝進出を目指す。

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