史上初の珍事!横綱鶴竜が反則勝ち

豪栄道(右)にまげをつかまれた鶴竜=両国国技館(撮影・佐々木彰尚)
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 「大相撲夏場所12日目」(22日、両国国技館)

 優勝の行方を大きく占う1敗同士の対戦は、横綱白鵬が大関稀勢の里を寄り切りで下して快勝。再び単独トップに立ち、29回目の優勝へ大きく前進した。稀勢の里は2敗に後退。

 横綱日馬富士は大関琴奨菊を左からの出し投げで崩して送り出し2敗をキープ。琴奨菊は7敗目を喫しあとがなくなった。平幕の勢も松鳳山をはたき込んで2敗を守り2ケタの10勝目に到達した。

 また、結びの一番では関脇豪栄道が横綱鶴竜をはたき込んだかにみえたが、マゲをつかんだのではないかと勝ち残りの控えにいた白鵬が物言いをつけた。協議の結果、マゲをつかんでいたと判断されて鶴竜の反則勝ちとなった。横綱の反則勝ちは史上初めての珍事。

 遠藤は大砂嵐に立ち合いでカチ上げをまとも食らって突き倒され7敗目。大砂嵐は勝ち越しを決めた。

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