楽天・オコエの予想上回る成長スピード

 夏の高校野球シーズンの到来とともに、オコエの季節がやってきた。楽天の18歳の黄金ルーキー・オコエ瑠偉外野手がチーム浮上の起爆剤となっている。5月29日に1軍再昇格すると、5月31日の阪神戦から14日の巨人戦まで12試合にスタメン出場し、チーム成績の内訳は8勝4敗。6月12日には最下位脱出。まるで背番号9がけん引しているようだ。

 成長を実感した球団関係者がいる。オコエを担当した後関スカウトだ。14日の巨人戦の試合前練習を視察すると「表情もいいね。この4カ月で明らかに成長している。(1軍で試合に出るのが)ここまで早いとは思わなかった」と目を細めた。関東第一時代から追いかけてきただけに、言葉に実感がこもる。

 「昨年もそうだった。トップレベルだった足と守備に比べると打撃は時間がかかると言われていたけど、5月から6月、6月から7月、7月から甲子園と、目に見えて飛躍していった。彼の伸びしろは、本当にすごいものがある」。成長のスピードは、予想をはるかに上回っている。

 プロ入りした今年もそうだ。4月中旬から約1カ月半のファーム暮らしの中で、オコエは脱皮を遂げた。スイングスピードも飛躍的に向上。キャンプでは130キロ前後だったが、2軍調整期間中に157キロにまで上昇した。池山打撃コーチも、「前に上(1軍)にいたときと格段に違うのは、ヘッドスピードの速さ」と舌を巻いた。フィジカルと技術を身につけたオコエは堂々、1軍の舞台へと返り咲いた。

 開幕1軍を果たしながら8打席で安打が出なかったバットも、再昇格後は5打席目にプロ初安打。初打点、初猛打賞と着実にステップアップし、残す“初モノ”は、アーチのみとなった。

 英才教育を主眼としていた開幕直後の1軍帯同とは違う。ドラフト3位・茂木(早大)、同2位・吉持(大商大)、同6位・足立(パナソニック)らルーキーが活躍している土壌の中、高卒新人のオコエは欠かせない戦力の一角として、中堅の定位置を奪いかねない勢いだ。

 来月7月21日には19歳の誕生日を迎える。オコエの夏、日々成長を遂げる黄金ルーキーから目が離せない。(デイリースポーツ・福岡香奈)

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