昨夏の右肩手術から完全復活を目指すソフトバンクの松坂大輔投手が１４日、ウエスタン・リーグの阪神戦（鳴尾浜）の七回から２番手で登板し、１回を１安打無失点。３月１６日の西武とのオープン戦以来約１カ月ぶりの実戦を１４球で終え「不安なく投げられたことが一番」と収穫を強調。来週の２軍戦にも投球回数を増やして登板する予定で「これからはボールの質にこだわっていく」と話した。

　２死を取ってから上本博紀内野手に左越え二塁打を許したが、落ち着いて俊介外野手を二飛に打ち取った。最速が１４３キロ。登板前の投球練習で右ふくらはぎをつったそうで、マウンドで気にする様子もあった。