ドラフト候補の創価大・池田完投初勝利
「東京新大学リーグ 創価大6-2杏林大」(6日・大宮公園)
創価大が連勝で勝ち点1とした。
今秋ドラフト候補の最速151キロ右腕・池田隆英投手(4年・創価)が4安打2失点で完投、リーグ戦初勝利を挙げた。直球は最速147キロを計測。変化球の制球がよく、フォークを中心に11三振を奪った。
高3夏に右膝に大ケガを負い、入学からの1年間をリハビリに費やした苦労人。念願の初完投初勝利に「大変ですね。1球1球思いを込めて投げ込む大変さを感じた試合でした」と、実感がこもった。
5日の開幕戦はドラフトの目玉・田中正義投手が完投勝利。エースに続く右腕の台頭に、岸雅司監督も「よく粘ったね。大変な思いでやってきた子だから。今日の1勝は大きい。うれしいよ」と、目尻を下げた。