創価大・田中、連続無失点途切れるも

 「東京新大学野球リーグ、創価大8-3杏林大」(5日、大宮公園)

 今秋ドラフトの目玉、創価大・田中正義投手(4年・創価)が、リーグ戦では57イニングぶりに失点したものの、3失点完投でチームを開幕戦勝利に導いた。

 最速152キロを計測した直球を軸に、六回までは完全投球。七回、先頭に投手強襲安打を浴びて初めての走者を許すと、1死一、三塁からスクイズを外して挟殺プレーとなった際、三塁手の送球が走者のヘルメットに当たり(記録は失策)、不運な形で1点を失った。

 さらに、九回には右翼線への適時三塁打を浴びて2点を献上。結局、4安打3失点で完投し、12三振を奪った。

 田中は、昨秋は46回無失点で防御率0・00。リーグ戦では昨春からの連続無失点を50イニングとして、今季を迎えていた。記録は途切れたものの「全く意識していない。チームが勝てれば。1点取られたところでズルズルいかなかったのがよかった」と、意に介さず。「すごく(調子は)よくはなかったが、試合を作れたのでよかった。リーグ戦の緊張感の中で成長していけたら」と、今後を見据えた。

 注目度の高さを示すように、12球団40人超のスカウトが視察。報道陣もテレビカメラ5台を含め、約40人が集まった。

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