智弁学園 巨人・岡本から祝福電話

優勝旗を手にした岡沢主将を先頭に宿舎を出る智弁学園ナイン=大阪市内
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 第88回選抜高校野球大会で、春夏通じて初優勝を果たした智弁学園ナインが1日、大阪市内のホテルを出発した。優勝から一夜明けて取材に応えた小坂将商監督(38)は「甲子園は生徒たちを育ててくれる、すばらしいグラウンドだった。もう一度自分たちのチームをつくりあげて、夏の甲子園に戻ってきたい」と先を見据えた。

 優勝を決めた前日は甲子園から宿舎へ帰るバスの中で、2年前に卒業したOBの巨人・岡本和真内野手(20)から電話があったという。「『おめでとうございます。いい刺激を受けました』と言っていた。あいつも(一緒に在籍した)2つ下の後輩たちが優勝したことで刺激を受けるだろう。僕たちも岡本の姿を見て元気づけられる。『お互い頑張ろう』と話しました」と、教え子からの祝福にうれしそうだった。

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