ヤクルトの雄平外野手が9日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、500万円増の年俸6500万円でサインした。打率2割7分、8本塁打、60打点の全てで昨季より成績を落としたが、14年ぶりのセ・リーグ優勝を決めたサヨナラ打など、シーズン終盤の活躍が評価された。
春先は4番に座ったが、長いスランプを経験した今季を「苦しかったが、終わってみれば来年や今後のプロ野球人生に生きるシーズン」と前向きに振り返った。ともに中軸を担う山田、川端、畠山に触れ「周りにタイトルを取る3人がいて、勉強できた。そこに近づきたい」と意欲を示した。(金額は推定)