日本ハムは１４日、阿井英二郎ヘッドコーチ（５１）から辞任の申し入れがあり、受諾したと発表した。

　阿井氏は埼玉・川越東高の教諭を務めた後、１３年から３年間、栗山政権の下で、同役職を務めた。アマチュア選手の指導経験をもとに、大谷、斎藤佑、近藤ら若手選手の育成に尽力した。

　吉村浩ゼネラルマネジャーは「強く慰留しましたが、本人の辞意が固く、やむなく受諾しました。３年間の重責にあって、選手育成指導に手腕を発揮してもらい、チーム成績も向上しているなか、非常に残念です。球団としては今後もプロ、アマの垣根を超えた指導や取り組みに視野を広げるとともに、阿井前ヘッドコーチの新たなステージでの活躍を祈ります」とコメントした。