侍ジャパン稲葉コーチ、韓国選手視察へ

 日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀打撃コーチ(43)が7日、今年11月に日本と台湾で共催する国際大会「プレミア12」へ向けて、韓国選手の視察のため、羽田空港発の国際便で渡韓した。

 韓国プロ野球のワイルドカード決定戦、ネクセン-SK戦を観戦。「日本戦でも投げてくる可能性のある投手がいる。球や特徴を見ていきたい。短期決戦での投球は参考になる」と話し、韓国代表の一次登録候補に入っている左腕のSK・金広鉉(キム・グァンヒョン)らを視察する。

 韓国とは重要な開幕戦(11月8日・札幌)で対戦。事前の情報戦は重要となる。それでも「うちは合わせられる打者が多いので」と自信を示した。

 その中で打順は1番から3番を打つ可能性が高い西武・秋山、ソフトバンク・柳田、ヤクルト・山田に「いろんな打順が考えられる。上位3人は初回に回ってくるので、相手に与えるインパクトは大きい方がいい」と稲葉コーチ。打倒韓国のキーポイントの1つにも挙げていた。

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