ヤクルト・館山は5回3失点降板

5回、エルドレッド(左)に勝ち越し2ランを浴びた館山(撮影・園田高夫)
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 「ヤクルト‐広島」(29日、神宮球場)

 ヤクルトの先発・館山が5回3安打5四球3失点で降板した。

 優勝マジックを1とし、引き分け以上で14年ぶりのリーグ優勝が決まる一戦に先発したが、1点リードの五回に丸に同点ソロ、エルドレッドに勝ち越し2ランを浴びて逆転を許した。

 一昨年4月の試合で右肘じん帯を断裂し、再建手術を受けた右腕は今年6月に復帰してから6勝(2敗)を積み重ねた。日大から02年度ドラフト3巡目で入団し、プロ13年目。まだ味わったことのない優勝をたぐり寄せる好投を誓ってのマウンドだったが、変化球の制球が定まらなかった。

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