東大、完敗で13年ぶり勝ち点奪取ならず
「東京六大学野球、法大10-1東大」(21日、神宮)
東大が完敗し、02年秋以来13年ぶりの勝ち点奪取はならなかった。19日の1回戦で先勝したが、2、3回戦で無念の連敗を喫した。
先発した左腕・白砂謙介投手(4年・修道)が、初回に4安打を浴びて3点の先制を許す苦しい立ち上がり。その後も3本のソロなどで小刻みにリードを広げられた。
好調だった打線も、1回戦で攻略した法大先発の2年生右腕・熊谷の前に8回4安打。六回に主将の2番・飯田裕太内野手(4年・刈谷)の左前適時打で1点を返すにとどまった。
「まだまだ壁が高かった。体力の差を感じた試合でした」と浜田監督。3回戦まで投手力を維持する難しさを認めながらも「手応えは感じています。3点勝負で、1点差で勝ちきる試合をすれば、勝ち点は見えてくる。(空き週となる)この1週間は体作り、基礎をやり直したい」と、次カードの慶大戦へ目を向けた。