【一問一答】清宮場外弾 納得の表情
「高校野球秋季東京都大会・1次予選3回戦 早実8-0保谷」(19日、上柚木公園球場)
夏の甲子園で4強入りした早実は1年生スラッガー・清宮幸太郎内野手の場外3ランを含む3打数2安打4打点の活躍もあり、保谷を七回コールドで下し、秋季東京都大会本大会進出を決めた。「打った瞬間、行ったと思った」と振り返った清宮は「一番好きな打球です」と納得の表情だった。以下、試合後の一問一答の要旨。
-2試合連続本塁打。
「三回ぐらいまでなかなか点が入らなかったんで。自分が打ったら7点差がついてコールドになると分かっていた。うまく前でさばいて、よく飛んだと思います」
-手応えは。
「打った瞬間、行ったと思いました」
-特別に大きい。
「飛ばすことは自分の長所だと思っているので、今日は本当に自分の持ち味であるような打球が打てたんじゃないかと思います」
-過去の本塁打と比べて距離は。
「多分、一番飛んでいるのかなと思います。公式戦の中では多分。今日のが一番好きですね」
-2試合で3本塁打。
「調子悪いというわけでは全然なくて、日本代表が終わってからどんどん調子は上がってきています。本戦(本大会進出)が決まりましたけど、日にちもあくので、調子を崩さないように、本戦に入っても同じようなバッティングができればと思います」
-チームにどう貢献したいか。
「今、いいところで1本出ていますし、それがチームにいい流れを呼んでいると思う。この流れを本戦に入ってもつなげて、全部勝って甲子園を決めたいと思います」
-高校で何本の本塁打を打ちたいですか。
「具体的な数字はないですけど、80本打てればいいかなと思います。試合数とかあるので、何とも言えないですけど。数字だけにこだわらずに、チームのために打てればいいなと思います」
-先制適時打も出て、打点も稼げている。
「そこは一番自分が意識しているところなので。そういったところでしっかり1本出ているのは調子が上がってきている証拠だと思います」
-日本代表から帰ってきて良い打撃ができるようになった。
「いろんな投手と対決させていただいて、世界の投手と対決させていただいて、その部分の成長が今、生きているのではないかと思います」
-中飛に倒れた第3打席からどう修正したか。
「フォロースルーを大きくというのを心がけました。少しスライスしてバットに当たっていた感じだったので、大きくというように」
-フォロースルーを大きくする効果は。
「結構、自分はポイントが近くて、窮屈に打っちゃうのが多くて、いろんな人にバッティングのまねをされても窮屈な振り方されるので(笑)。良くないなと思って。バットに乗せるような感じで、フォロースルーを大きくと心がけています。しっかり前でさばけているので芯に当たりますし、バットにも乗ってくれたので、そういった部分が結果につながっているのかなと思います」
