プロ野球史上最年長で通算2千安打を達成した中日の和田一浩外野手(43)が19日、今季限りでの現役引退を表明した。ナゴヤドームで記者会見し「自分の口から言えてほっとした。(複雑な気持ちは)まったくない」と話した。
県岐阜商高から東北福祉大、神戸製鋼を経て1997年にドラフト4位で西武に入団。捕手から外野手に転向し、2005年に首位打者と最多安打を獲得した。07年オフにフリーエージェント(FA)で中日へ移籍。10年にリーグ最優秀選手に輝いた。
ことし6月に42歳11カ月で通算2千安打をマーク。8月には史上3人目となるセ、パ両リーグでの千安打を放った。