U18日本がコールド勝ちで1次R全勝
「U-18W杯・1次ラウンドA組、日本12-0メキシコ」(1日、舞洲)
A組首位でのスーパーラウンド進出を決めている日本がコールド勝ち。開幕から負けなしの5連勝とし、1次ラウンドを全勝で終えた。
試合は降雨のため、当初予定から2時間15分遅れの同7時45分に始まった。打線は二回、押し出し四球、杉崎(東海大相模)の右前適時打、平沢(仙台育英)の満塁走者一掃の3点二塁打で5点を先制した。三回には堀内(静岡)の適時三塁打などで2点を追加。四回には1死満塁からオコエ(関東第一)が右前2点打を放つなどして3点を奪った。
さらに五回。4番に入った勝俣(東海大菅生)の右前2点打でダメ押しした。
先発の成田(秋田商)は4回2安打無失点、7奪三振の好投。五、六回は高橋樹(花巻東)、七回は高橋純(県岐阜商)が無失点に抑え、メキシコの反撃を封じた。
試合開始が遅れた影響を感じさせない大勝に「心配はしていたが、それぞれが気持ちをしっかり持ってくれた結果、いいスタートが切れた」と西谷監督。好投した成田については「1次ラウンドの最後をいい形で締めくくってくれた。ナイスピッチングだった」とたたえた。
スーパーラウンドへ向けては「世界一ということを目標に集めたメンバー。もっともっという気持ちでやっている。ヒットは出ているが、まだまだまだまだという気持ちでやっている」と話し、気を引き締めていた。
1次ラウンドA組は5戦全勝の1位・日本、4勝1敗で2位の米国、3勝2敗で3位のオーストラリアがスーパーラウンドへ進出する。日本は3日のスーパーラウンド初戦で、B組3位のカナダと対戦する。