浦和学院が決勝へ 左腕江口12K完封
「高校野球・春季関東大会準決勝、浦和学院4-0東海大相模」(19日・山日YBS)
今春センバツ4強の浦和学院が快勝し、決勝進出を果たした。
エース・江口奨理投手(3年)が、7安打完封の快投。キレのある直球と鋭いチェンジアップがさえ、12三振を奪った。
2回戦の7回完封に続き、今大会は16イニング無失点。安定感抜群の左腕は「結果的にゼロで抑えられたのはよかった。ピンチで気持ちで負けないことを意識してきたが、それが出せた」と、充実感をにじませた。
打線も、東海大相模の今秋ドラフト1位候補左腕・小笠原慎之介投手(3年)を攻略。2点リードの八回には3番・津田翔希内野手(3年)、6番・荒木裕也外野手(3年)がそろって左越えにソロアーチを放った。荒木は「いいピッチャーなので、振り負けないように自分のスイングをした。力のあるチームに勝てたのは大きい」と話していた。