「日本ハム５－２オリックス」（１７日、札幌ド）

　日本ハムが集中打で効果的に加点し、オリックスを破った。

　日本ハムは四回１死一、二塁から、レアードの右越え７号３ランで先制。さらに２死一塁から、西川の左中間への適時三塁打で１点を追加し、この回一気に４点を挙げた。

　五回には、中田がリーグ単独トップを独走する１３号ソロを左翼席に放ち、突き放した。

　先発・上沢は、６回２／３を５安打２失点と粘って今季３勝目。谷元、宮西、増井とリリーフ陣は盤石の投球を見せた。

　今季本拠地で初勝利となった上沢は、「ずっと迷惑かけてたので、ホームでも勝つことができてよかったです」と笑顔。それでも「自身の投球に納得がいかない様子で、最初良かったんですけど、七回だけが悔いが残る投球になってしまったので…。最後すごい心残りというか、ファンの皆さんを不安にさせてしまったので、反省したいと思います」と気を引き締めた。

　先制弾を放ったレアードは「上沢がいい投球をしていたので、早めに援護したかった。すごく気持ち良かったよ」と満足げ。今カード２本塁打目で、５試合連続安打という好調ぶりに「ボールが見えてるのと、フィアンセが一緒にいるのが要因だと思います」と話し、婚約者に「いつもありがとう、愛してます！」と照れ笑いしながら呼びかけた。

　オリックスは先発西が３回２／３を７安打４失点でＫＯ。打線は七回に３安打で２点を奪ったが、反撃もそこまでだった。