聖望学園が関東大会へ 松本3失点完投
「高校野球 春季埼玉大会3位決定戦、聖望学園6-3東京成徳大深谷」(5日・大宮公園)
聖望学園が快勝し、関東大会(16日開幕・山梨)出場を決めた。
初回に3番・菊地の中犠飛などで2点を先制。二回にも菊地の右前2点適時打などで3点を挙げ、試合の主導権を握った。2日連続の先発となったエース右腕・松本は七回に反撃を許したものの、3失点で完投した。
前日の準決勝は、0-7で完敗。松本は本来の投球ができず、三回で降板していた。一夜明けて、左足を高く上げるようにフォームを修正。「きのうよりはよかった。最後は自分の投球ができた。負けたら申し訳ないと思っていた」と、名誉挽回の好投に笑みが浮かんだ。
終盤に突き放された準決勝の試合後、ナインにカミナリを落としたという岡本幹成監督も「頑張ったんじゃないかな」と及第点。関東大会に向け「練習試合では経験できないことができるのがありがたい。その中で勉強していければ」と抱負を語った。