李大浩同点弾 ソフトバンク延長戦制す
「オリックス2-5ソフトバンク」(1日、京セラ)
ソフトバンクが2連勝。1-2の九回2死から李大浩が、オリックスの抑え・平野佳から中堅バックスクリーンへ同点の5号ソロを放ち、延長戦へ持ち込んだ。
延長十回には1死満塁から中村晃が5番手・馬原から押し出しの四球を選び勝ち越し。さらに2死二、三塁から内川の中前適時打で2点を加えた。
0-2の六回は明石の犠飛で1点。先発・中田は制球に苦しみ、5回4安打6四死球で2失点。十回はサファテが2死満塁のピンチを招いたが、最後は伊藤を三振に抑えた。
決勝の押し出し四球を選んだ中村晃は、4月22日の楽天戦(ヤフオク)でも九回の押し出し四球でサヨナラ勝ちに貢献。当時も李大浩が七回に同点弾を放っていた。
ヒーローインタビューで中村晃は「絶対にランナーを返すんだという気持ちで打席に入りました。デホさん(李大浩)がホームランを打ってくれ(ベンチは)絶対に勝つという雰囲気でした。(南海グリーンの復刻ユニホームを着て)すごい新鮮な気持ちで試合に入れています」と語った。
オリックスは2連勝で止まった。先発の2年目・東明は7回2/3、6安打1失点で降板したが、味方が土壇場で追い付かれ、今季の2勝目を逃した。
初回は2死満塁からソフトバンク・中田の暴投で1点を先制。四回には、1死満塁で山崎勝の一ゴロの間に三塁走者が返り2点目。