原巨人 足技で松坂崩し

 「オープン戦、ソフトバンク2-2巨人」(10日、長崎)

 巨人が、機動力でソフトバンク・松坂を揺さぶった。

 一回は松本哲が四球を選ぶと、次打者・片岡の2球目に二盗に成功。二回は橋本が1死から中前打で出塁すると、今度は次打者・相川の初球に二盗を決めた。この盗塁がいずれも得点に結びつき、原監督は「(相手に)隙あらば、ということですね」と、してやったりの表情。

 三回は得点にこそつながらなかったが、四球で出塁した片岡が二盗を決め、松坂から計3盗塁。オープン戦10試合でチーム本塁打0と迫力不足は否めないだけに、今季も武器である機動力を駆使して相手を崩すパターンが増えそうだ。

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