巨人リーグ3連覇 原監督8度宙に舞う

セ・リーグ3連覇を決め宙を舞う巨人・原辰徳監督=横浜(撮影・村中拓久)
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 「DeNA3‐6巨人」(26日、横浜)

 巨人がリーグ3連覇を快勝で飾った。優勝へのマジックナンバーを「2」として迎えたこの日、DeNA相手に序盤から効率よく得点。2位の広島が阪神に逆転負けしたため、通算45度目(1リーグ9度、セ・リーグ36度)の優勝を決めた。

 四回に二死一、三塁から6番・亀井の右前打で先制。その後8番・片岡にも2点打が飛び出し、一挙3点を刻んだ。

 「簡単に追い込まれてしまいましたが、難しいことは考えず、シンプルに自分のスイングができました。先制打を打ててよかったです」(亀井)

 「2アウトで打つだけのケースだったので、開き直っていきました。打って内海を楽にしてあげたかったのでよかったです」(片岡)

 五回にはアンダーソンの13号2ランで加点し、続く六回には村田がDeNAの2番手・ソトから左中間へ20号ソロ。リードをさらに広げた。

 「打ったのはスライダー。阿部さんに続きコンパクトに振り抜くことだけを考えた。ボール球だったけど、うまく打てたね。内海が粘っていたし、何とか援護したい展開で、いい結果につながってよかったよ」(アンダーソン)

 「(20号を)早く打ちたいとは思っていましたが、特別意識することはありませんでした。(3ボールから)思い切って振っていきました。打ち損じすることなくしっかりと捉えられました」(村田)

 巨人の先発・内海は7回2/3を3失点で7勝目。八回途中から西村が救援し、最後はマシソンが締めた。試合終了と同時に優勝も確定し、マウンド付近で原監督は8度宙に舞った。

 巨人の3年連続リーグ制覇は1リーグ時代も含めて通算6回目となる。

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