巨人・阿部「1点差なら何かある」

9回無死二塁、打者村田の時、呉昇桓がワイルドピッチ。捕手鶴岡(撮影・西岡 正)
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 「巨人4‐3阪神」(26日、東京ド)  ゲーム差1・5で迎えた首位攻防戦第1ラウンド。巨人が逆転サヨナラ勝ちで、ゲーム差を広げた。

 試合後のヒーローインタビューでは、九回、先頭で二塁打を放って同点を呼び込んだ阿部と、サヨナラ打を放ったロペスがお立ち台に上がった。

 両選手の一問一答は次の通り。

 【阿部】

 ‐非常に苦しい試合だった。

 「杉内が3点取られましたけど、その後、1点差までなんとか来たんで、1点だったら何かあるんじゃないかと思ってやっていました」

 ‐九回のベンチの雰囲気は。

 「みんなが何かがあると思って信じてやった結果だと思います」

 ‐ロペスのサヨナラ打が出た瞬間は。

 「最高でした」

 ‐大事な3連戦の初戦を取った。

 「きょうは少しだけ余韻に浸って、あしたはばっちり切り替えてまた頑張ります」

 【ロペス】

 ‐今の気分は。

 「アリガトウネ」

 ‐サヨナラの走者を置いての打席。

 「逆方向、ライトの方に打とうと意識して打席に入りました」

 ‐打球が飛んだ瞬間の気持ちは。

 「“頼むぞ、落ちてくれ”と思いました。でも大田選手も俊足なので、なんとかなると思っていました」

 ‐今後へ向けて。

 「まだ先は長いので、1試合1試合大切にしっかり頑張っていきたいです」

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