佐々木朗希 米自己最速164キロ!今PS初登板「自然に出た」 3四死球でいきなりピンチも「1点もやれない」併殺斬り

 8回、アクーニャを遊ゴロ併殺打に打ち取り、ガッツポーズするドジャース・佐々木朗(共同)
 8回から登板し、力投する佐々木朗(AP=共同)
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 「ナ・リーグ地区シリーズ、ドジャース2-3ブレーブス」(4日、ロサンゼルス)

 各地でナ・リーグの地区シリーズ(5回戦制)第2戦が行われ、ドジャースはブレーブスに2-3で敗れ、対戦成績が1勝1敗となった。その中で佐々木朗希投手(24)は1-3の八回から登板し、2回無安打無失点。メジャー自己最速の102・1マイル(164・3キロ)を計測した。大谷翔平投手(32)は4打数1安打2三振だった。ア・リーグは試合がなかった。

 感情をむき出しにしてマウンド上でほえた。2点ビハインドの八回1死満塁。主砲アクーニャを宝刀スプリットで遊ゴロ併殺に斬った瞬間、佐々木朗が右こぶしでガッツポーズ。左胸をたたいて力を誇示した。

 「1点もやれない場面だったのでどんな形でもゼロに抑えたかった。最高の結果だったと思います」

 ポストシーズン初登板。フィールドに地元ファンの歓声と拍手が渦巻いた。先発から中継ぎへ役割が変わっても、期待の大きさは変わらなかった。

 昨年も経験しているポストシーズンだが、いやが応でも気持ちは高ぶる。「アドレナリンが出ている中で細かい感覚がうまくハマらなかった。ちょっとしたズレがあった」。立ち上がりから160キロ超を連発する一方で制球が安定せず、3四死球の独り相撲。それでも無失点に抑えたのは成長の証しだ。

 回またぎとなった九回。剛腕がさらにうなりを上げる。23年本塁打王のオルソンを163キロで空振り三振に仕留めると、4番アルビーズは米移籍後最速となる164・3キロで一ゴロに打ち取ってみせた。

 「自然に出た。いつも通りの感じで投げてました」

 キャンプから模索してきた投球フォーム。「必要じゃない力まで全動員して投げてたのが去年。今年は必要なものだけで投げている。去年ほど力感がなくても出ている感じ。今年は右膝を全然曲げてないので」。佐々木朗がそう明かしたのは6月のこと。下半身の動きと連動し、右肘の角度は45度から49度に。理想のフォームが完成しようとしている。

 8月のブルワーズ3連戦では、同じ24歳でメジャー最速170キロの剛腕ミジオロウスキーと投球談議。大きな刺激を受けた。藤浪晋太郎の持つ日本人メジャー最速記録102・6マイル(165・1キロ)を更新する日は遠くない。

 球団史上初の3連覇が懸かったポストシーズン。佐々木朗がブルペン陣の救世主であり続ける。

 ◆佐々木朗の最速 ロッテ在籍中の23年4月28日オリックス戦(京セラ)五回に、杉本への1球目に自己最速となる165キロを計測した。なお佐々木朗は同年3月4日には日本代表として、中日との壮行試合でも165キロをマークしている。

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