ブルワーズが先勝!ミジオロウスキー4回KOも一発攻勢で逆転 今季NL最少154本塁打のチームが価値ある2発 九回ヒヤリも殊勲の正捕手「これもゲームの一部」
「ナ・リーグ・地区シリーズ、ブルワーズ3-2パドレス」(3日、ミルウォーキー)
サイ・ヤング賞最有力のブルワーズ、ジェイコブ・ミジオロウスキー投手がまさかの4回降板も、チームは逆転勝利で千勝。チョウリオの同点2ラン、そしてコントレラスのソロに本拠地は大興奮となった。
初回からパドレスの粘り強い攻撃に苦しめられた。100マイル超えの直球を何度も何度もカットされた。制球も安定せず、2回までに要した球数は58球。二回は1死から3連打を浴びて先制点を失うと、さらに野選で2点目を失った。
三回は本来の姿を取り戻して三者凡退に抑えると、直後にチョウリオの同点2ランが飛び出した。四回も2イニング連続の三者凡退。だがここでマーフィー監督は交代を決断し、ブルペン勝負に入った。
ウリベらがパドレスの猛攻をしのぎきると、七回にコントレラスが勝ち越しソロ。本拠地は歓喜に沸き返った。今季のチーム本塁打数154本は、ナ・リーグで最少。スモールベースボールのチームが一発攻勢で試合をひっくり返し、沸かないわけがない。
リリーフ陣も奮闘し、クローザーのメギルが1点リードの八回2死一、三塁から登板。タティスをフォーシームで3球三振に仕留めてピンチを脱出した。イニングをまたいだ九回は、パドレスのフランスに本塁打性の打球を許した。ここで天井の何かに当たってボールが真下に落下。左翼手が捕球し、逆転2ランがグラウンドルールでアウトになった。
アメリカン・ファミリー・フィールドの独自ルールとして、ブルワーズの公式HPには「フェアゾーン上空の屋根・屋根のトラス・屋根を支えるケーブルに打球が当たった場合はインプレー」となり、「その打球を野手が捕球した場合、打者はアウト。ただし、走者は自己判断で進塁する」とある。九死に一生を得たメギルは最後の打者も打ち取りゲームセット。コントレラスはグラウンドインタビューで「これもゲームの一部だ」と語った。
ブルワーズは2年連続の優勝決定シリーズ進出に向けて大きな逆転勝利で先勝。昨年は同シリーズでドジャースにスイープをくらい、苦杯をなめた。リベンジへ投手陣が成長を果たした中、価値ある1勝を手にした。
