ロッカー用意されなかったヘソンが逆転ベンチ入りの理由 ドジャース編成トップ説明 21歳デパウラにも期待 ラッシングとコールが登録外
「ナ・リーグ地区シリーズ、ドジャース-ブレーブス」(3日、ロサンゼルス)
ドジャースが地区シリーズ(5回戦制)のベンチ登録選手26人(投手12人、野手14人)を発表。大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の日本人3選手のほか、注目されていた左打者のベンチ枠は、9月にメジャーデビューした21歳超有望株のホスエ・デパウラ外野手と、韓国出身メジャー2年目の金慧成(キム・ヘソン)内野手がメンバー入りした。
本番2日前のチーム練習。メジャー組のクラブハウスに個人ロッカーはなく、“マイナー組”の一員として練習していたヘソンが逆転でベンチ枠を勝ち取った。
メジャー2年目のヘソンは開幕を3Aで迎えたが、ベッツの負傷者入りにともない、メジャー昇格。ユーティリティ選手としてベンチ入りし、46試合に出場したが、打率 と振るわず、5月29日にマイナー落ち。その後は一度もメジャーに昇格することなく、3Aでプレーし、85試合、打率・262、5本塁打、22打点、15盗塁、OPS・675の成績を残した。
試合前に記者会見を行ったアンドリュー・フリードマン編成本部長は「ヘソンには守備位置の柔軟性とスピードがある。我々には多くの強みがあるが、僕の考えでは走力が欠けている。だから、彼が入ることで試合終盤にそのスピードを使って得点につなぐことができる」と逆転ベンチ入りの理由と起用法を説明。3年契約2年目の今季もメジャーに定着できなかったが、「我々は彼を高く評価している。今年はスイングが少し崩れたところがあったが、我々は彼の能力を本当に信じている。ここから11勝(ワールドシリーズ制覇までの勝利数)することを願いつつ、オフシーズンにしっかり取り組むつもりでいる」と期待を寄せた。
チームはレギュラーシーズンで地区優勝に貢献したダルトン・ラッシング捕手とアレックス・コール外野手の野手2人と、先発の柱として12勝を挙げた左腕ジャスティン・ロブレスキ投手、リリーフ左腕のジャック・ドライヤー投手をベンチ枠から外した。
野手2人に代わってヘソンとともに逆転ベンチ入りを果たしたデパウロについては「我々は彼を非常に高く評価しており、彼が昇格した時の見せた姿勢、打席での落ち着き、ボールをしっかり見極める能力、チームに与えたインパクトを見て、大事な場面でベンチから送り出す武器として、彼を信頼できると感じた」と説明した。
プロ5年目のデパウラは今季、2Aで打率・303、27本塁打、104打点、31盗塁、OPS・948(出塁率・401プラス長打率・547)をマーク。優れた選球眼と長打力を武器に好成績を残し、リーグMVPを受賞した。右上腕炎症のため、負傷者リスト入りした大谷に代わる指名打者として9月11日にメジャー初昇格。11試合で打率・323、1本塁打、7打点、OPS1・081を記録した。
