ロバーツ監督、大谷翔平を擁護「長いブランクの後は簡単ではない」 健康面問題なし強調 直近10打席6三振「焦り出ていた」

 「ジャイアンツ3-4ドジャース」(26日、サンフランシスコ)

 大谷翔平投手は「2番・指名打者」で出場し、5打数1安打2三振。本塁打は8月18日のロッキーズ戦で6年連続30号を達成した後、17戦83打席で止まっている。右上腕二頭筋の炎症から復帰4戦目。ノーアーチの試合数は自己ワーストまで1とし、打席数は自己ワーストを更新した。

 大谷は復帰2戦目、24日のパドレス戦で剛腕守護神ミラーの165キロ直球を左中間フェンス直撃の適時二塁打にするなど、2安打で完全復調を印象づけたが、前日のジャイアンツ戦は4打数無安打3三振。この日は敵軍一塁手の拙守による内野安打を記録したが、2三振。七回に外角低めスライダーに空振り三振を喫した際にはフォロースルーで左手を離し、右手1本になる不自然な動きも見せた。

 前日の試合後に大谷の4打席を「良かったと思う。彼は大丈夫だ」と評価したロバーツ監督は一夜明けたこの日の5打席を「きょうはボール球を追いかける場面が多かったと思う。ヒットを打とうとしているのか、スイングを見つけようとしているのか、ちょっと焦りが出ていた」と分析。「ショウヘイ本人、トレーナー、打撃コーチ陣の話では、準備内容は素晴らしいし、やるべきことができている。ただ、これは私見だが、今は(15日間負傷者リスト入りした)ブランクを埋め、1週間かけてリセットし、ポストシーズンに備えようとしている。ブレーク(内転筋違和感で10日ぶりに登板したスネル)と同じ状況だ。周囲のスタッフから聞いている話もそんな感じだった」と、この日も心配する様子はなかった。

 復帰後の4試合のスイングに関しては「これは打撃コーチ陣の評価だが、彼らが毎日見ている限り、動きはこれまでと同じで、鏡に映したかのように一致していると言っている。ただ、結果は出ていないことを事実としてあるが」と指揮官。健康状態には「痛がる様子もないし、バットスピードもこれまで通りだ」とし、「ポストシーズン初戦まで休ませておいて、そこで結果が出ることを期待するという考え方もあるし、見た目は問題ないのだから打席に立たせ続けるべきだという考え方もある。まだ14打席(実際は19打席)ほどしか立っていないし、長いブランクの後に結果を出すのは簡単ではない」、「試合に出ていないと、打ちたい、結果を出したいという気持ちが強くなると思う。残りが少ないとなればなおさらだ」と擁護した。

 ロバーツ監督は復帰した大谷について重視するポイントとして「スイング判断」と「バットスピード」を挙げている。「ストライクを打っていかないと良いスイングはできない。ボール球を振ってしまっていては良いスイングはできない。だからそこは一番大事なところだ」と注文をつけた。

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