村上宗隆 17試合ぶり30号 日本選手ゴジラ、大谷、誠也に次ぐ4人目 故障で1カ月離脱しながら到達

 「ホワイトソックス4-6ツインズ」(5日、シカゴ)

 ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)はシカゴでのツインズ戦に「3番・一塁」で出場し、一回に左越えの30号2ランを打った。日本選手のシーズン30本塁打は松井秀、大谷、鈴木に次ぎ4人目で、1年目では初めて。4打数1安打2打点で、チームは4-6で敗れた。

 シカゴの空に、大きな放物線を描いた。初回1死一塁で村上は外角のスプリットを振り抜いた。高く上がった打球が左翼フェンスを越えると、スタンドは騒然。17試合ぶりの30号に「率直にうれしい」と声を弾ませた。

 「芯では捉えられていたし、打球速度もそれなりには出ていた。でも、上がりすぎたかなと。いくとは思ってなかった」

 苦しんだ末に、節目の一発が飛び出した。本塁打が出なかった16試合は安打もわずか5本。打球の角度が高すぎることが不振の一因だった。久々のアーチも角度は30本のうちで最も大きい49度。「もうちょっと角度を抑えられれば、もうちょっといい打球もいくと思う」と完全復調を目指す。

 今季は開幕からアーチを量産。故障で約1カ月間の離脱があったものの、松井秀、大谷でも成し得なかったメジャー1年目での30本に到達した。それでも「僕にとっては通過点というか、まだまだ26歳だし、これからもっともっと高い目標を持って野球をやらないといけない」と貪欲だ。

 チームは昨季までの低迷を脱し、ア・リーグ中地区の首位を走っている。プレーオフ進出争いが激しさを増す最終盤へ向け、村上には引き続き大きな期待がかかる。“ホワイトソックスを変えた”と呼ばれる男は「チーム全員が本当に心強い。一丸となって、プレーオフに向かって戦いたい」と力強く語った。

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