大谷翔平 50日ぶり打者と対峙 新フォームで30球、安打性は1本のみ 9月上旬の投手復帰へ前進
「ドジャース4-3パイレーツ」(22日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手(32)がライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板して30球を投げ、9月初めの投手復帰に向けて一歩前進した。登板後に行われたパイレーツ戦では「1番・指名打者」で出場し、3打数無安打2四球。ノーヒットに終わったが、チームは逆転勝ちで5連勝を飾った。ブルージェイズの岡本和真内野手(30)はヤンキース戦の四回に二塁打を放ち、連続試合安打を「8」に伸ばした。
左膝炎症と右前腕違和感のため、7月3日のパドレス戦を最後にマウンドから遠ざかっている大谷が50日ぶりに打者と対峙(たいじ)。フリードマン編成本部長やゴームズGMらフロント陣、プライア投手コーチ、トレーナーが見守る中、首痛からの復帰を目指す正捕手のスミスを相手に30球を投げた。
左膝への負担を軽減させる新フォームで投球。第1打席ではいきなり3球連続でボールを投じるなどして四球を与え、続く打席では変化球を左前へ運ばれた。制球が安定せず、マウンド上で「あーっ!」と不満の声を上げる場面もあった。
しかし、終わってみれば、安打性の当たりは1本のみ。最終第6打席では2球連続で空振りを奪うなど、降板後のその表情は充実感にあふれていた。
大谷の投球を見る時間がなかったロバーツ監督は「コーチ陣から非常に前向きな報告があった。翔平としては数日後に公式戦で投げたいだろうが、もう一度、ライブBPで投げることになる」と話し、9月初めの投手復帰を示唆。今後は二刀流で10月のポストシーズンを戦うためのプランを実践していく方針だ。
大谷は登板後に出場した試合では2四球を記録したが、快音はなし。それでもチームは逆転勝ちで今季4度目の5連勝を飾った。2位パドレスに9ゲーム差をつけて地区首位を独走している。プレーオフ進出へまた一歩前進した。
