大谷翔平 10戦ぶり23号 先頭打者弾今季10本目 15戦ぶり3安打で3打点 投手復帰「PSに間に合えば」
「ドジャース6-7マリナーズ」(28日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手(32)はロサンゼルスでのマリナーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、一回に10試合ぶりの本塁打となる23号ソロを放った。今季10本目の先頭打者アーチ。四回は適時打、九回には適時二塁打をマークし、4打数3安打3打点だった。ブルージェイズの岡本和真内野手(30)はナショナルズ戦で四回の守備から一塁で途中出場し、五回に24号ソロを放ち、2打数1安打1打点だった。
本拠地がどよめきと歓声に包まれた。一回。大谷がカウント2-2と追い込まれながら低めスライダーを完璧にとらえ、中堅左のスタンド中段まで運んだ。飛距離132メートル。打席から歩きながら10本目の先頭打者アーチを見届けた。
前半戦最後の試合となった12日のダイヤモンドバックス戦以来、10戦45打席ぶりの一発。3-4の四回には外角低めチェンジアップを最後は右手一本で中堅へはじき返す技ありの同点適時打。2点を追う九回裏には右中間への適時二塁打で勝利への執念を見せた。
15試合ぶりの1試合3安打で3打点。後半戦は9試合で打率・184と精彩を欠いていたが、「すごく悪いなって感覚はない。どうしようもないというズレではない」と大谷。ロバーツ監督も「昨日の休日でリフレッシュして本来の姿を取り戻したようだ」とにこやかに話した。
6月に左膝が炎症を起こし、今月3日の登板後に右上腕に異変を感じた。4日以降は打者に専念。「数%の違和感があるなら(投球を)休むという方針」。万全な状態ではない中、打席に立ち続けて患部の回復に努めている。
ド軍はナ・リーグ西地区で2位に11・5ゲーム差をつけて独走状態。投手としては「チームはいい位置にいるので9月の最後、(10月の)ポストシーズンに間に合えばいいっていうのが僕もチームも共通認識」と大谷。「果たしてどの程度まで良くなるのかという悩ましい部分もある」と胸中は複雑だ。
3連覇が懸かったシーズン。大谷の存在は不可欠だ。焦らず、時間をかけて二刀流復活の時を待つ。
