佐々木朗希が自己最長タイ7回1失点 2カ月ぶり4勝目!100マイル連発の前回登板から一転 変化球主体でメッツ打線をほんろう
「メッツ2-4ドジャース」(24日、ニューヨーク)
ドジャースの佐々木朗希投手が自己最長タイの7回を1失点、9奪三振の力投。フォーシームで圧倒した前回登板から一転、変化球主体でメッツ打線を幻惑し、2カ月ぶりとなる4勝目を手にした。
佐々木は前回登板のヤンキース戦で初回にメジャー移籍後自己最速の101・8マイル(約164キロ)を計測。米国のデータ会社「コーディファイ」によると、1試合で100マイル(約161キロ)超えを21球記録したのは球団歴代最多という。5回2/3を1失点(自責点0)で勝敗こそつかなかったが、進化を証明するかのようなマウンドとなっていた。
直球で圧倒したが、この日は立ち上がりから変化球主体の投球。キレのあるスライダー、スプリット、そして大きく落ちるフォークを織り交ぜながらメッツ打線をほんろうした。
二回に続くロバートJr.に内角直球をパワーで左翼席へ運ばれた。これで今季の被弾数は20本に。今季、19試合目の先発で被弾率は1試合1本を超えている状況の中、マウンドで表情をゆがめたがすぐに切り替えた。 三回は1死からソトを歩かせてしまった中で続くビシェットを二ゴロ併殺打に仕留めてスコアボードにゼロを刻んだ。
ロハスの犠飛で同点に追いついた直後の四回は先頭をスプリットで空振り三振。続くベンジもアウトローのスプリットで空振り三振に斬った。先制ソロを浴びたロバートJr.も一ゴロに打ち取ってリズムを生み出した。
五回は先頭に安打を浴びるも、次打者を右飛に打ち取って走者を釘付けに。9番を空振り三振に仕留め、打順がトップに戻った。ユーイングの3球目に暴投となり、一塁走者がスタートを切っていたこともあり、一気に三塁を陥れられた。勝ち越しのピンチを背負ったが、スプリットで左飛に打ち取った。
そしてクオリティースタートの基準となる6イニング目。雄たけびをあげながらギアを上げ、先頭の代打・ポランコを空振り三振。続くビシェットの4球目には100マイルを計測した。最後はアウトローで空振り三振に仕留め7奪三振目。顔には大粒の汗をにじませながら、リンドーアも空振り三振。圧巻の3者連続三振だ。
直後に打線が奮起して大谷の犠飛で勝ち越しに成功。7イニング目に突入した右腕は先頭のベンジを空振り三振で4者連続の9個目。続くロバートJr.は1球で遊ゴロに打ち取った。ヤングはフォーシームで追い込み、二ゴロに打ち取って自己最長タイの7回を投げ切った。
佐々木は5月23日のブルワーズ戦以降、4勝目から見放されていた。6月には調子を崩し、7月序盤には球種の癖バレもありフォーム修正やグラブの変更も行った。球宴期間を挟んで2試合連続の好投。後半戦もしっかりと先発ローテで回っていけることを証明するようなマウンドになった。
