村上宗隆 初球宴は豪快空振り三振「しっかりスイングすることだけを心がけた」剛腕ミラーと全球160キロ超勝負

ホワイトソックス・村上宗隆(左)=提供・共同通信社
 米大リーグのオールスター戦でア・リーグが勝利し、タッチを交わす村上(右端)(共同)
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 「米大リーグ・オールスター、ナ・リーグ0-4ア・リーグ」(14日、フィラデルフィア)

 ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)がフィラデルフィアのシチズンズバンク・パークで行われたオールスター戦に初出場した。ア・リーグで七回から一塁の守備に就き、九回の打席は空振り三振だった。試合はア・リーグが4-0で勝利。初回に先制打を放ったヤンキースのベリンジャー外野手が初の最優秀選手を射止めた。ナ・リーグはドジャースから2人が選ばれ、2年連続2度目の山本由伸投手(27)は昨年に続いて登板しなかった。6年連続6度目の選出となった大谷翔平投手(32)は炎症のある左膝を治療するため辞退した。後半戦は16日(日本時間17日)にフィリーズ-メッツの1試合で始まり、その他の球団は17日(同18日)が初戦となる。

 真夏の祭典を熱く盛り上げた。九回に巡ってきた待望の球宴初打席。村上がメジャー最強の剛腕ミラー(パドレス)に、堂々と真っ向勝負を挑んだ。

 初球161・4キロ直球と2球目164キロ直球を連続空振り。その一挙一動に客席が沸いた。3球目、高めに外れる164・5キロを見送ったが、最後は163・7キロにバットは空を切った。

 「(本塁打を)狙うとかはあんまり意識せず、しっかりスイングすることだけを心がけた」

 初めて見た剛速球の軌道を「NASTY(えぐい)」と表現。しかし、全力を出し切った表情はどこか晴れやかだった。

 試合前のクラブハウス。前日に出場した本塁打競争で手にした賞金15万ドル(約2400万円)の使い道が話題になった。「日頃からお世話になってる人たちに渡したい」。打撃投手や通訳、トレーナー、専属シェフら、裏方への感謝として全額を分配する考えを明かした。

 この日は七回の守備から一塁で出場。打席ではド派手なオレンジ色のバットを使った。「(通訳の)八木さんが決めたッス」。特別な試合。ここでも村上の思いが見えた。

 試合前には恒例行事のレッドカーペットショーに参加。多忙を極めた2日間を振り返り、「すごく楽しかった。また次も出たい。これが最初で最後じゃないと思っている」と言った。メジャーで見つけた新たな目標。3日後の後半戦開幕に向けて臨戦態勢を整える。

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