山本由伸がまさか 前半戦最終登板で今季ワースト6失点KO 六回に一挙5失点 先頭ストレートの四球から崩れ申告敬遠も仇に 本拠地が悲鳴に包まれる

 「ドジャース-ダイヤモンドバックス」(11日、ロサンゼルス)

 ドジャースの山本由伸投手が先発マウンドに上がり、今季ワーストの6失点で6回KO。スーパーエースの乱調に本拠地は悲鳴に包まれた。

 悪夢のような1イニングだった。1点ビハインドの六回、先頭をストレートの四球で歩かせた。1死後に一、二塁間を破られ、一、三塁のピンチを背負った。追加点を阻止したいところでケプラーにはセンターへ犠飛を打ち上げられ2点目を失った山本。さらにタワーには三塁線を破られる適時二塁打を浴びてしまった。

 何とか踏ん張りたかったが、アレナドを申告敬遠。メジャー3年目で初のシーンだったが、これが裏目に出てマッキャンに左翼へ3ランを被弾した。マウンドへ打球方向を見つめ、厳しい表情を浮かべた右腕。1試合6失点は今季ワースト、2025年8月11日エンゼルス戦以来、メジャーワーストタイとなった。この回限りで降板となり6戦連続のクオリティースタート達成はならず、防御率は2・85へ悪化した。

 初回を三者凡退で立ち上がった山本。二回には2死から詰まらせたものの中前へポトリと落ちる初安打を許したが、相手走者の動きを見て牽制タッチアウトに。落ち着いたマウンドさばきでしっかりと立ち上がった。

 三回は1死からマンシーの失策で走者を許し、次打者に四球を与えると球場に響き渡る声で悔しさを爆発させた。それでも冷静に切り替え、マルテ&ペルドモの怖い上位打線をしっかりと封じ込んだ。

 四回も1死からモレノを四球で歩かせると、表情をゆがめながら両手を突き上げた。続くケプラーがたたきつけた打球は一塁・フリーマンの頭上を越えて右前へ。1死一、三塁とピンチを広げた。ここで三ゴロ間に1点を失ったが、アレナドを一ゴロに仕留めて最少失点で切り抜けた。

 味方打線が1死一、三塁の好機を逃した中で迎えた五回は2者連続三振を奪い、マルテもどん詰まりの二飛に打ち取って三者凡退。何とか流れを引き寄せようと懸命に腕を振った。

 山本は昨季のワールドシリーズで獅子奮迅の奮闘を見せことで体調が心配されたが、今季も先発陣の柱としてここまで9勝5敗、防御率2・49をマーク。ロバーツ監督は「本当に素晴らしい。由伸は自分の体のケアを徹底しているし、仕事や準備に対して非常に意図的で妥協がない。とてもタフな競争者だ」と評し、「彼の体格を見ればどれだけの負荷や登板数に耐えられるのだろう考えることもあるだろう。2025年の過酷な登板の影響に関する質問をたくさん受けてきたが、彼はずっとパフォーマンスを続けている。だから驚きはないし本当に印象的だ」と語っていた。

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス