岡本和真 メジャー初満弾 日本選手1年目最多の大谷22号に王手 10点快勝けん引
「ジャイアンツ0-10ブルージェイズ」(8日、サンフランシスコ)
ブルージェイズの岡本和真内野手(30)はサンフランシスコでのジャイアンツ戦に「6番・三塁」で出場し、一回にメジャー移籍後初となる21号満塁本塁打を放った。日本選手1年目の本塁打数では村上を抜き単独2位となり、大谷が記録した日本勢最多22本に王手をかけた。また、カブスの鈴木誠也外野手(31)はオリオールズ戦で、七回に5試合ぶりの本塁打となる14号3ランを放った。
右翼ポール際のスタンドに当たった打球がグラウンドへ跳ね返ってきた。岡本は「打球を見過ぎて二塁まで行けなかった」と振り返った通り、インプレーだと思い一塁付近にとどまっていたが、塁審が右手をぐるぐると回したのを確認すると再び駆け出して喜びに浸った。21号はメジャー初のグランドスラム。大谷がエンゼルス時代に記録した日本勢1年目の最多本塁打にあと1本と迫った。
1-0の一回1死満塁で、外角シンカーを大きなフォロースルーで力強く押し返した。昨季のナ・リーグ最多奪三振で、5年連続で2桁勝利を挙げているジャイアンツのエース右腕ウェブから値千金の一発を放った。
大谷、村上と20本で並んでいた今シーズンの本塁打数も、この一発で日本選手単独トップとなった。ア・リーグのランキングでも単独6位に浮上。さらに4打点を稼ぎ、59打点で9位につけた。1位のアルバレス(アストロズ)とは8打点差となり、1年目から打撃部門のトップ10に名を連ねている。
岡本は八回にも中前打で好機を演出して追加点に貢献。ジャイアンツとの3連戦で2本塁打を含む4安打と状態が上がっている。「アウトかヒットかは関係なく、いい形で打てるポジションを探している」と淡々と振り返った。
シュナイダー監督は「チームによく溶け込んでいるし、一振りで試合の流れを変えることができる」と賛辞を惜しまなかった。大谷の1年目の本塁打数を前半戦のうちに超える勢いで打ち続けている岡本。どこまで記録を伸ばせるか楽しみでならない。
