鈴木誠也 サヨナラ打 九回本拠地ため息直後に歓喜「しっかり振れる球だけに絞って打席に入った」
「カブス3-2パドレス」(29日、シカゴ)
カブスの鈴木誠也外野手(31)はシカゴでのパドレス戦で、同点の九回2死二、三塁で左翼越えへサヨナラ打を放つなど4打数2安打2打点だった。先発した今永昇太投手(32)は6回1/3を9安打2失点で勝ち負けは付かず、5勝6敗のまま。
チームに漂った嫌な雰囲気を振り払う一振りだった。鈴木はパドレス戦の2-2の九回2死二、三塁でサヨナラ打。前打者の浅い左飛で本塁を狙った三塁走者が憤死し、本拠地からため息が漏れた直後だったが「しっかり振れる球だけに絞って打席に入った」と集中力は研ぎ澄まされていた。
マウンド上は大リーグ屈指の抑え投手ミラー。100マイル(約161キロ)超の速球を意識しつつ「肩口からのスライダーは頭にあった。そこしかチャンスがないと思っていた」。甘く入ったその球種を捉えると、高く舞い上がった打球が左翼へ。
26日にはブルワーズの豪腕ミジオロウスキーから本塁打を放ったばかり。「素晴らしい投手と対戦することで、打てない時でも何がいけないのかを考えながら、次にしっかり生かせている」と充実した表情を浮かべた。
