【解説】「大谷ルール」とは違う“新たな”二刀流起用法 先発のち代打・大谷
「ドジャース5-4レイズ」(17日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手(31)がロサンゼルスでのレイズ戦に先発し、6回4失点で7勝目(2敗)を挙げた。疲労軽減のため、当初は投手に専念する予定だったが、ロバーツ監督は六回の攻撃でDHを解除し、同投手を代打で起用する奇策を敢行。本拠地は騒然となった。チームは同一カード3連勝で貯金を今季最多の21に伸ばした。
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この試合で野球ファンが驚いたDHの解除で先発・大谷が代打として打席に立った場面。一見、「大谷ルール」の適用に思えたが、そうではなかった。
今回、大谷は先発投手だけの出場だった。六回で登板を終えて、七回に投手交代の流れになっていた。だが、六回裏の攻撃時点で大谷はまだ「出場中」。ロハスの打順が回ってきたことで、DHを解除し、投手・大谷を代打として起用することができた。
先発投手がDHを兼務できて、登板を終えてもDHとして試合に出場し続けられるのが「大谷ルール」だ。これとは関係なく、これまでも「DH」のルール上、解除すれば投手を代打に送るのは可能だった。だが、特にメジャーではDHの選手より打撃がいい投手が存在することなどほぼなかったため、この策が用いられることは皆無に等しかった。
DHの権利を失うリスクもある作戦だが、ドジャースにとっては大谷だからこそできる奥の手だろう。“二刀流”起用に新たな一手が加わったといえる。
