山本由伸 惜しい!完全&ノーノーならず「野球は難しい」 前回登板から45打者連続アウト「すごくいい投球ができた」

 力投する山本(共同)
 ホワイトソックスに勝利し、ハイタッチで喜ぶ山本(左)と大谷(共同)
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 「ホワイトソックス1-7ドジャース」(13日、シカゴ)

 ドジャースの山本由伸投手(27)はシカゴでのホワイトソックス戦に先発し、無安打無得点試合まであと3人の九回無死からソロ本塁打を許した。快挙は逃したが、8回1/3を1安打1失点、7奪三振で7勝目(4敗)を挙げた。左膝の炎症で前日欠場した大谷翔平投手(31)は「1番・指名打者」で2試合ぶりに出場し、一回に今季14号となる先頭打者本塁打を放った。出場した試合では3戦連発。3打数1安打1打点だった。チームは7-1で勝った。

 九回無死、山本は本塁打で初めての安打を許すと、表情を変えずに大きく息を吐き出した。またも目前で逃した快挙。ただその事実は、たびたび大記録に迫れる実力を示すものでもある。

 前回登板から45打者連続でアウトと威風堂々の投球を披露し「ノーヒッターは逃したが、すごくいい投球ができた」と誇った。九回途中で降板となったが、敵地もスタンディングオベーションで祝福。ベンチに戻るとロバーツ監督らからハグで祝福された。

 今季最速の98・3マイル(約158キロ)を計測した直球の威力に加え、正確無比の制球。走者を出さずに試合が進み、完全試合の期待が高まった。だが八回2死から遊撃のベッツが難しいバウンドのゴロを失策し、九回は先頭打者にソロを浴びた。昨年も九回2死からの本塁打で無安打無得点試合を逃しただけに「悔しかった。野球は難しい」と実感を込めて言った。

 圧巻の投球だったことに変わりはない。6日のエンゼルス戦の二回からこの日の七回まで、14回連続で三者凡退。「すごく調子のいい証し」と明るい表情で話した。

 昨年のワールドシリーズでは2日連投などで3勝を挙げる歴史的な活躍で、最優秀選手(MVP)に選出された名門球団のエース。「また練習して(無安打で)最後までいけるように頑張る」と向上心を口にした。偉業に挑む機会は、まだまだ何度もありそうだ。

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