大谷翔平 珍11号 初回猛攻に点火→1イニング2安打 止まらない「ミスター・ジューン」6月打率5割
「ドジャース9-2エンゼルス」(6日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手(31)がロサンゼルスでのエンゼルス戦に「1番・指名打者」で出場し、初回に内野安打と11号2ランを記録するなど2安打2打点。球団5年ぶりの1イニング9得点の猛攻に加わり、自身は打率をふたたび3割に乗せた。先発の山本由伸投手(27)は今季最長の8回を2安打無失点。初回2死以降は22者連続アウトという快投で6勝目(4敗)を挙げた。
持ち味のスピードとパワーで本拠地を熱狂させた。1点を先制された直後の初回。大谷が二塁内野安打で攻撃の口火を切る。高く弾んだ打球に快足を飛ばして一塁を駆け抜け、続くパヘスの逆転2ランを呼び込んだ。
鮮やかなワン・ツーパンチ。火が付いた打線が一気に爆発する。怒濤(どとう)の6者連続安打で4点を奪うと、敵失が絡んでリードを6点に広げた。“ショウ・タイム”はここで終わらない。
打者一巡して迎えた第2打席。カウント2-2と追い込まれながら、2番手左腕が投じた内寄りシンカーを巧みなバットさばきで左中間席へたたき込んだ。飛距離124メートル、打球速度178キロを記録した弾丸ライナー。7試合ぶりの一発に、大谷は一塁を回ったところで笑みを浮かべて舌をペロッ。珍しいパフォーマンスで喜びを表現した。
1イニング9得点は2021年7月2日のナショナルズ戦以来5年ぶりの猛攻。ロバーツ監督は試合後の会見で「ショウ(大谷)が内野安打で出てアンディ(パヘス)の一発は大きかった。流れを取り戻すことができた」とにこやかに話した。
6月は5試合で4度目のマルチ安打。月間打率は驚異の5割(20打数10安打)、強打者の指標となるOPS(出塁率+長打率)は1・433となった。「ミスター・ジューン(6月男)」が、貯金を今季最多19に積み上げたチームをさらに加速させる。
