佐々木朗希 6回途中3安打1失点でファンがスタンディングオベーション!ソロ被弾後に打者13人連続アウト 今季最速の100マイル連発 覚醒の兆し
「ドジャース-フィリーズ」(30日、ロサンゼルス)
ドジャースの佐々木朗希投手が先発マウンドに上がり、六回途中3安打1失点で降板した。それでも本拠地のファンはスタンディングオベーションでベンチに戻る右腕をたたえた。ベシアがピンチを脱出し、自身3連勝の権利を手にした。
シュワバーに投じた8球目に今季最速と鳴る161キロを記録した佐々木。最後は低めのスプリットで空振り三振に仕留めた。6球目に浮いたスライダーを右翼ポール際まで運ばれる特大ファウル。これを見て一気にギアを上げた。100マイル超えは今季初めてだ。
続くターナーも直球でねじ伏せ、ハーパーには160キロを投じるなど明らかに球速が上がっている。5球目が見逃し三振かと思われたが、ABSチャレンジで判定がボールへ覆った。四球で歩かせてしまったが、マーシュを二ゴロに仕留めて無失点で立ち上がった。
しかし二回、ボームに高めの159キロフォーシームを捉えられバックスクリーンへ運ばれた。一発を浴びたのは3試合ぶり。マウンドで打球を見つめたが、切り替えたかのように冷静な表情を浮かべた。ストットを打ち取り、リアルミュートにも100マイルを計測するなどして空振り三振。ガルシアも直球で連続三振に斬った。
味方が同点に追いついた直後の三回は2球で最初のアウトを奪い、打順が一巡してシュワバーには直球で空振り三振。ターナーはスプリットで三振に仕留めた。スイングしたバットがスミスのヘルメットを直撃するアクシデントもあったが、問題なくベンチにさがった。
四回はハーパーを1球で二ゴロに打ち取り、マーシュは追い込んでからのスプリットで捕邪飛に。先制ソロを浴びたボームには初球に声をあげて160キロを投じた。最後はフルカウントから低めの変化球で三ゴロに。2イニング連続の三者凡退だ。
エスピナルの犠飛で勝ち越した五回は先頭を2球で打ち取り、打者10人連続アウト。リアルミュートは2球で追い込み、160キロで3球三振。ガルシアも内角直球で詰まらせて捕飛に打ち取り、勝利投手の権利を引き寄せた。
しかし六回、1死から三塁内野安打で出塁を許すと、続くターナーには右前打を浴び、初めて得点圏に走者を背負った。ここでロバーツ監督がベンチを出て交代を決断。ファンは総立ちで佐々木のピッチングをたたえ、ベンチではロバーツ監督と握手をかわした。
ベシアが満塁のピンチを切り抜けると、佐々木はベンチで絶叫。ベンチに戻ってくると笑顔でハグをかわした。これで自身3連勝の権利を手に降板となった。
前回登板では初回に3失点しながらもしっかりと立ち直って3勝目をマーク。17日のエンゼルス戦ではメジャー最長となる7回を投げて1失点と覚醒のマウンドとなっていた。
