大谷翔平 2戦連発10号 6年連続2桁弾&メジャー700打点 ロバーツ監督「全てがいい兆候」10戦ぶり猛打賞
「ドジャース4-2フィリーズ」(29日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手(31)がロサンゼルスでのフィリーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、三回に2試合連続となる10号ソロを放った。6年連続8度目の2桁本塁打とメジャー通算700打点を達成。さらに10試合ぶりの猛打賞で、チームを今季最長の6連勝に導いた。
半信半疑だった。バットの先端で捉えた打球が低い弾道で右翼フェンスを越えた。2-0の三回。大谷が低く落ちたスプリットにバットを伸ばした。
「ちょっと(バットの)先の方だったので、入るかなと思って見ていたんですけど、飛んだコースが良かった」
今季自己最短タイの飛距離114メートル。今季6登板でわずか1被弾だったメジャー屈指の右腕ウィーラーを攻略し、6年連続2桁本塁打とメジャー通算700打点を達成。「運良く入ってくれた」と控えめに喜んだ。
力と技の融合。五回の打席では8球粘って中前打を放った。フルカウントから外角低めのカーブに最後は右手一本で打球を運ぶと、八回は救援左腕の内角低め、ボールになる153キロを再び中前へはじき返した。
4月27日から5月11日の12試合で打率・163、0本塁打、OPS・503のスランプに陥った。しかし修正に修正を重ね、直近14試合は打率・412、4本塁打、OPS1・307と本来の姿を取り戻している。
怒とうの3連打。本拠地を熱狂させた“ショウ・タイム”をベンチから見届けたロバーツ監督は「全てがいい兆候だ」と評価。五回の粘りの一打を「ああいう打球が出る時は全てがかみ合っている証拠だ」と言った。
チームは今季最長の6連勝。ナ・リーグ西地区2位のパドレスに4・5ゲーム差をつけ、独走態勢に入ろうとしている。「何よりもブルペンが安定しているのがチームの大きな力になっている。心強い」と救援陣の好投をたたえた大谷。過去に2度月間MVPを受賞している6月を前に調子を上げている。“大谷の季節”がやって来た。
