なぜ!?良化傾向でも大谷翔平を投手専念出場させる理由 ロバーツ監督が説明「同意したことを反故にする形にしたくなかった」スター軍団率いる信念にじむ

 「ドジャース2-6ジャイアンツ」(12日、ロサンゼルス)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は試合後会見で、大谷翔平投手を13日(日本時間14日)のジャイアンツ戦で投手専念出場させることを明言。この日のゲームで7号弾を含む2安打3出塁をマークするなど良化の兆しを見せ、チームも4連敗中だが「一度同意したことを反故にするような形にはしたくなかった」と説明した。

 試合前会見では投打同時出場について言葉を濁していたが、本人が球場到着後に会談の場を設けていたという。「試合前に彼とも話をして、明日は打たせないというのが自分の考えだと伝えて、彼もそれで納得していた」と明かした指揮官。その後のゲームでは大谷の打席内容に明らかな良化傾向が見られた。それでもロバーツ監督は決断をぶらさなかった。

 米メディアから「明日もラインアップに入れたいという気持ちは?」と問われ「正直、あまりなかった」とキッパリ。結果が出ても「そこで急に方針を変えるようなことはしたくなかった。時には数日打撃から離れることによって気持ちが楽になって、いい結果につながることもある。だからこそ、そこで決めていたことを覆すことは好きではないし、一度同意したことを反故にするような形にはしたくなかった」と言い切った。

 指揮官の方針がブレれば当然、チーム内にも混乱が生じる。ベッツ、フリーマン、タッカーらスター選手が並ぶからこそ、一貫した姿勢こそがロバーツ監督の信念、矜恃とも言える。長きに渡ってドジャースという人気球団を指揮してきたからこそ、信頼関係の大切さを知っている。

 あくまでも目標はワールドシリーズ3連覇。そのために選手たちの健康状態を良好に保った上でシーズン終盤、そして10月のポストシーズンを迎えなければならない。現在、打線が低迷する中で起用したいという思いがあるのが普通だが、「正直、あまりなかった」という言葉に指揮官としての強さがにじむ。

 「ショウヘイにとって本当にいい夜になった」とこの日の活躍をたたえたロバーツ監督。試合前には大谷個人にかかる負担の大きさをメディアに伝えていた中、「大谷の健康状態の最優先」というスタンスは頑として変わらなかった。

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス