ドジャース2度目の4連敗 大谷翔平が復活アーチ含む2安打3出塁も最後の打者に 打線低迷の異常事態 山本由伸は今季最悪7回途中3被弾5失点で3敗目 WS連覇の王者に何が!?
「ドジャース2-6ジャイアンツ」(12日、ロサンゼルス)
ドジャースが今季2度目の4連敗を喫した。大谷翔平投手が12試合53打席ぶりの7号ソロで一時勝ち越すも、先発の山本由伸投手が七回途中5失点で3敗目。5月に入って負け試合はすべて3得点以下と、ワールドシリーズ連覇を果たした王者に異常事態が起きている。
初回、大谷は追い込まれながらも低めの変化球に食らいつき、右手一本で捉えて一、二塁間を破った。これが3試合10打席ぶりの安打となり、1死満塁からスミスの犠飛で先制のホームを踏んだ。
そして三回の第2打席。4球目の外角をきっちりと逆方向に流し打つと、打球はグングン伸びて左中間スタンドに飛び込んだ。一塁を回ったところで思わず天をあおぎ安堵の表情を浮かべた大谷。7試合53打席ぶりの一発という事実を物語る珍しいシーンだった。山本が二回に同点ソロを被弾した直後だっただけに、価値ある一発。これで波に乗っていくかと思われたが、ゲームの流れは大暗転した。
五回、2死から先発の山本が下位打線に2者連続被弾を浴びて逆転を許した。1試合3被弾はメジャー移籍後ワーストとなり、マウンドで思わずぼうぜんの表情を浮かべた。さらに七回には連打で無死一、三塁のピンチを招き、キム・ヘソンの好守に救われて1死を奪ったところでロバーツ監督が交代を決断。だが2番手のトライネンがスクイズ(記録は適時内野安打)を決められ、イ・ジョンフに右翼へ2点二塁打を浴びて突き放されてしまった。
以降も打線は奮起することなく、大谷も七回の第4打席では空振り三振に倒れ、九回2死の打席は二ゴロで最後の打者に。開幕直後はMLB全体でもトップに立つほどの破壊力を見せていたドジャース打線。だが5月に入って負けた試合はすべて3得点以下と貧打が勝敗に直結する形になっている。
ここまで米メディアを中心に大谷の不振がチーム成績を左右していると指摘されてきたが、大谷が復活弾を放っても打線が勢いに乗っていけない現実は異常事態とも言える。
これでドジャースは今季2度目の4連敗。あす13日(日本時間14日)は大谷が先発マウンドに上がる。現時点で投打同時出場になるか否かは決まっておらず、復活アーチを放った直後だけに首脳陣の決定に注目が集まる。
