大谷翔平V打 24年サイ・ヤング賞のセール撃ち ロバーツ監督「明日のショウヘイにも手ごたえ」
「ドジャース3-1ブレーブス」(8日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手(31)はロサンゼルスでのブレーブス戦に「1番・指名打者」で出場し、五回に勝ち越しの右前適時打を放った。4打数1安打1打点で、試合は3-1で勝った。ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)はシカゴでのマリナーズ戦に「2番・一塁」で出場し、一回にメジャートップに並ぶ15号ソロを放った。3試合ぶりの本塁打で、4打数1安打1打点だった。
迷いはなかった。1-1の五回、2死二塁の好機。2打席無安打に抑えられていた大谷が初球、内角低め157キロのシンカーを渾身(こんしん)の力で振り抜いた。見送ればボールの悪球。痛烈なゴロ打球が一、二塁間を抜けて右前に達した。
勝ち越し打。フィールドに客席を埋めた5万1255人の興奮が渦巻く。二回の打席で左脚を痛めながらもプレーを続行し、激走ヘッスラのロハスに向かって大谷が塁上から拍手を送った。
決勝点をもぎ取った相手はメジャー17年目のセールだ。24年に投手三冠とサイ・ヤング賞を獲得したMLB屈指の左腕。身長198センチのサイドアームから繰り出される投球を、大谷と同じ左打ちのフリーマンは「背中から来るような角度から投げてくる。死球覚悟で臨まなくてはいけない」と表現した。
ナ・リーグ東地区1位の強豪・ブレーブスを逆転勝ちで下した試合。ロバーツ監督は「大谷が大きな一本を打ってくれた。難しい相手だったが、ショウヘイの状態はいいと思う」とたたえた。
4月28日から5月4日まで自己ワーストの5戦24打席連続無安打(7四死球)を経験。大谷は「いい構えができていないから打てていない」と話したが、6日の試合で2安打。この日も勝負どころで結果を出した。「明日のショウヘイにも手ごたえを感じている」と指揮官。9試合ぶりの本塁打に期待が膨らむ。
