大谷翔平 ベーブ・ルース超え52試合連続出塁 技あり右前打でアジア記録タイ 今季初盗塁も決めた
「ロッキーズ3-12ドジャース」(20日、デンバー)
ドジャースの大谷翔平投手(31)はデンバーでのロッキーズ戦に「1番・指名打者」で出場。三回に右前打を放って昨季からの連続試合出塁を52に伸ばし、レンジャーズなどで活躍した韓国出身の秋信守(チュ・シンス)に並ぶアジア選手記録となった。初回には今季初盗塁もマークし、12-3の快勝に貢献した。
「野球の神様」を超えた。失策で塁に残った初回に今季初盗塁に成功し、迎えた三回だ。先頭の大谷が、左腕キンタナのチェンジアップに食らいつく。上体をかがめながら右手一本で拾い、右前にライナーで運んだ。
連続試合出塁は1923年にヤンキースのベーブ・ルースが記録したキャリアハイを抜き、2018年の秋信守が持つアジア記録「52」に並んだ。球団2位にはあと1に迫り、ドジャース史上最高の強打者と言われるデューク・スナイダーが1954年に打ち立てた、球団記録の58試合も視野に入ってきた。
六回に申告敬遠、八回は敬遠気味の四球。敵地のドジャースファンから大ブーイングが起きたほどでロバーツ監督は「どちらも二刀流で、しかも史上最高クラスの選手で、運命的だね。これだけ出塁を続けるのは本当に難しい。相手も徹底的に警戒してくる中で、この記録は偉大なものの一つ。これからも続いてほしい」と称賛した。
次々と歴史を塗り替えるすごさもあり「大谷ルール」への議論も呼んでいる。米メディアによればカブスのカウンセル監督が、二刀流選手が投手の13人枠に含まれないことに「実質的に投打両方の選手を1人持てるチームがあってその選手には特別な配慮がなされている。同じような選手は他にいないのに、その選手のために一つのチームだけが異なるルールを適用されている」と語った。
そのコメントを受けたロバーツ監督は「確かにわれわれには有利に働いている。それは間違いない。ただ、どのチームでも大谷のような選手がいれば同じことができる」などと“応戦”した。唯一無二の存在ゆえの議論だが、大谷は雑音に惑わされることなく、新たな偉業へとまい進する。
