大谷翔平 イチロー超え!日本選手最長44試合連続出塁、17年ぶり更新 チームは劇的サヨナラで両リーグ最速10勝

 5回、右前打で出塁した大谷(提供・共同通信社)
 5回、右前打を放つ大谷(共同)
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 「ドジャース8-7レンジャーズ」(10日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(31)が、本拠ドジャースタジアムで行われたレンジャーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、五回に右前打を放って、メジャーでの日本選手最長となる44試合連続出塁を達成した。2009年にイチロー(当時マリナーズ)がつくった記録を17年ぶりに塗り替えた。チームは今季初のサヨナラ勝利で両リーグ10勝一番乗りを果たした。

 また新たに日本人メジャーリーガーの記録帳にその名を刻んだ。大谷がイチローを超えたのは2打席無安打で迎えた五回の打席だ。

 1点差に詰め寄り、なおも1死一塁の場面。この日、3度目の対決となった26歳右腕ロッカーの内角低めスライダーを捉えると、鋭い打球がシフトを敷いて狭くなった一、二塁間を抜けた。一走を三塁まで進めて好機拡大。大谷が一塁上で手を叩き、喜びを表現した。

 試合後の記者会見でロバーツ監督は大谷の記録更新を「素晴らしい」と称えた。44試合の内訳は打率・280(168打数47安打、36四死球)、14本塁打。今季に限れば、13試合で打率・265(49打数13安打、13四死球)3本塁打だ。指揮官は「状態はいい。でも、まだ本調子ではない」と分析した。

 大谷のボブルヘッド人形が配布された特別な試合。3点リードの八回2死二塁の好機は申告敬遠。チケット完売5万3675人が埋めたスタンドから大きなブーイングが巻き起こった。ロバーツ監督は本塁打が出なかったことに「私は打つと思っていたし、本人も打ちたかったはずだ」と残念がった。

 この日はベテラン三塁手のマンシーがサヨナラ弾を含む3本塁打で大谷から主役の座を奪った。勝利の瞬間はベンチ裏にいたため、本塁付近の歓喜の輪に入り損ねた大谷はベンチ前で仲間たちを笑顔で迎えた。

 劇的勝利で両リーグ最速10勝。「ショウヘイがこれから絶好調になることを考えれば、チームにとって良い兆候だ」と指揮官。3連覇を目指す常勝軍団が早くも上昇気流に乗ろうとしている。

 ◆米大リーグ記録は84試合 連続試合出塁の大リーグ記録は、最後の4割打者であるテッド・ウィリアムズ(レッドソックス)の84試合。1949年にマークしてから、これまで70年以上も抜かれていない。ウィリアムズは41~42年に歴代3位の73試合も記録。2位はヤンキースの名選手、ジョー・ディマジオの74試合。この期間に、いまだ破られていない56試合連続安打のメジャー記録を達成した。

 NPBでは1、2位ともにイチロー(オリックス)。94年の69が最長で、翌95年にも67を記録。3位は松井秀喜(巨人)が2001年の65試合でランクイン。なお、日本では同一シーズン中の記録だけが対象で、年をまたぐケースはカウントされていない。

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