大谷翔平 イチローに並んだ連続試合出塁「43」二刀流出場試合でまた歴史刻んだ 勝敗付かずも6回1失点
「ブルージェイズ4-3ドジャース」(8日、トロント)
ドジャースの大谷翔平投手(31)はトロントでのブルージェイズ戦に「1番・投手兼指名打者(DH)」で先発し、打者で初回に四球を選んで昨季から43試合連続出塁とし、マリナーズのイチローが2009年に樹立した日本勢最長記録に並んだ。投手では6回を4安打1失点(自責点0)で勝敗は付かず。昨季から続く連続無失点記録は24回2/3で止まった。
単純明快な姿勢で記録に到達した。大谷が初回に四球を選び、連続試合出塁をイチローと並ぶ日本勢最長の43に伸ばした。要因を「もらう四球が多い」と分析した上で「もらえるものはもらうし、ストライクに来たら振る。シンプルに何も考えずに、作業だと思って打席に立っている」と浮かれることなく冷静に語った。
3ボール1ストライクから内角高めの直球を悠然と見送った。今季12試合で既に10四球。長打力を警戒してボールゾーンに投げてくる相手の配球に惑わされず、打ち気を抑えて球を見極めている。
「長距離砲」の大谷は43試合のうち無安打が11試合あったものの、敬遠も含めて35個の四死球を記録した。逆に「安打製造機」のイチローは43試合で無安打はわずか2試合。四死球も14個にとどまるが、大谷の約1・5倍となる71本の安打を放った。同じ1番打者だが、内容は対照的だった。
投げては6回1失点の好投。三回に今季初失点を喫し、昨年8月のレッズ戦から続いていた連続無失点記録は24回2/3で止まった。日本人先発投手では岩隈久志とダルビッシュ有が記録した25回に惜しくも届かなかった。それでも自責点0で、今季は2試合で計12回を投げて防御率0・00だ。
初回2死一、二塁では初対決となった岡本に対し、外角低めに今季最速の100・1マイル(約161キロ)の直球を投げて空振り三振に仕留めた。前日7日はブルペンに入り、プレート付近の地面に線を引いた上でシャドーピッチングを行った。立つ位置や角度を確認したといい「感覚ばかりに頼っていると、ずれてくるもの」と説明。工夫を凝らした調整を本番に生かした。
