ドジャースも狙う元阪神のスアレス Bジェイズにカブスも参戦 争奪戦へ発展 米記者が発信「理想的な候補者の一人」Wミーティング
MLBウインターミーティングが開幕し、パドレスからFAとなっている元阪神のロバート・スアレス投手がドジャース、カブス、ブルージェイズなどで争奪戦の様相を呈していることが8日(日本時間9日)、明らかになった。
すでにドジャース、ブルージェイズが獲得に興味を示していることが伝えられていた中、フランシス・ロメロ記者が自身のXで「カブスがまだクローザー市場を探っているという話を聞き、ロバート・スアレスが理想的な候補者の一人として挙げられている」と発信した。
ドジャースは昨オフにパドレスからFAになった左腕のタナー・スコット投手を4年7200万ドル(約112億円)で獲得し、新守護神として期待した。しかし、不調やけがなどに見舞われ、61登板で1勝4敗23セーブ、防御率4・74の成績を終わった。
今季はスコットだけでなく、同時に補強したイエーツ、2年契約を結んだトライネンらも精彩を欠き、救援陣の防御率4・27(リーグ20位タイ)。ブルペン強化を補強ポイントに挙げる中でスアレスが候補の1人として浮上していた。
ベネズエラ出身のスアレスはメキシカンリーグをへて16~19年にソフトバンクで中継ぎなどを務めた後、20、21年に阪神の抑えとして2年連続最多セーブ、通算67セーブをマーク。22年から活躍の舞台をメジャーに移し、160キロ台の直球を武器にパドレスで4シーズン通算206登板、22勝13敗77セーブ、防御率2・91。今季は70登板でリーグ最多の40セーブを記録し、シーズン終了後にオプトアウトの権利を行使して残り2年1600万ドル(約25億円)の契約を破棄し、FAになっていた。





