ロバーツ監督 佐々木朗希の涙に「まだ子供だった」励まし続けたと明かす「前向きになれ、諦めるな、戦い続けろ」
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督がテレビ朝日「報道ステーション」のインタビューに応じた様子が20日の同番組内で放送された。メジャー挑戦1年目だった佐々木朗希投手(24)が序盤、マウンド上で涙をにじませたことなどについても語った。
フリーアナウンサーのヒロド歩美とのインタビュー。ヒロドが「3月末ごろだったでしょうか、『ロウキは泣いていた』とおっしゃってましたが?」と切り出すと、ロバーツ監督は「あれは…正直な感情だったと思う。我々もめったに見ることのない、珍しい姿だった。彼がまだ若い(子供だ)ということです。彼は良い投球をしようとしていた。メジャーリーグ、ドジャース、ロサンゼルス…彼にとっては初めてのものばかりです。彼はまだ成功を収めていなかった。すべてが初めてだった。そして彼は自分が『すべての人を失望させている』と感じていた」と振り返った。
そして「私は何とか、私も一緒に、彼を育てていこう、サポートしていきたいと思った。私は彼を励ましました。『前向きな気持ちをなくすな』『諦めるな、強くあれ、戦い続けろ、戦うことから逃げるな』と言いました。そして彼は戦い続けたんだ」。
そうして9月、佐々木投手は、シーズン終盤に戻ってきた。「彼は戦士として戻ってきた。(3月には)泣いていたのに、9月に戻った時には戦士の顔で戻ってきたんだ」と語った。





