大谷翔平の第7戦二刀流「可能性ある」ロバーツ監督言及 WS連覇へ最終決戦
「ワールドシリーズ・第6戦、ブルージェイズ1-3ドジャース」(31日、トロント)
ワールドシリーズ(WS=7回戦制)は第6戦が行われ、ナ・リーグ覇者のドジャースがア・リーグ王者のブルージェイズを3-1で下し、3勝3敗のタイに持ち込んだ。先発の山本由伸投手(27)が6回1失点でポストシーズン(PS)日本勢最多の通算6勝目を手にした。大谷翔平投手(31)は「1番・指名打者」で出場し、3打数1安打。1日(日本時間2日)の第7戦でドジャースが勝てば2連覇、ブルージェイズは32年ぶり3度目の制覇を目指す。
相手ベンチの方針にブレはなかった。両軍無得点の三回2死二塁。打席に入ろうとした大谷に敬遠四球が申告された。
敵地ファンのブーイングがざわめきに変わる中、無条件で一塁へ歩いて好機を拡大する。2番スミスが左翼線適時二塁打で先制点をたたき出すと、不振から4番に“降格”したベッツが意地の2点適時打。大谷が2点目のホームを踏んだ。
大谷への申告敬遠は、第3戦の4打席連続に続いてWS5度目。2002年のバリー・ボンズ(当時ジャイアンツ)の持つシリーズ記録7個にあと2に迫り、11年のアルバート・プホルス(当時カージナルス)と並んで2位タイに浮上した。
第4、5戦で無安打に抑えられた大谷が快音を響かせたのは2点リードの八回。代わったばかりの左腕フラハティが投じた低めスライダーに体勢を崩しながら右手一本で拾った。左中間フェンス直撃の二塁打で、17打席ぶり(7四球含む)に安打を記録した。
球団史上初、WS史上25年ぶりとなる連覇が懸かった第7戦では「二刀流」で出場する可能性がある。ロバーツ監督は試合後、第7戦の先発について「(山本)由伸以外は全員投げられる。(大谷)翔平もグラスノーも可能性はある」と語った。大谷が登板すれば第4戦以来で、初の中3日のマウンドとなる。指揮官は「自信はある。第7戦では初めてのことがたくさんある。選手を信じて戦うだけだ」と強い気持ちを見せた。




